国試対策の勉強方法

国試は競争試験ではありません。従って、競争試験とは別の勉強方法があります。競争試験だったら、他の受験生ができないような問題も解けなくてはいけませんから、それなりの勉強方法がありますが、国試は6割とれれば、たとえ最低点であったとしても合格になります。逆に言えば、6割より高い点数はとる必要がないので、6割を確実にとる勉強方法が必要になります。

では、確実に6割とるためにはどうしたらいいのでしょうか?その答えはこうです。「ただひたすら過去問を解く」、これのみです。何回も何回も同じ問題をくり返し解いて、過去問ならどんな問題でも解けるという自信をつけてください。これで大丈夫です。これだけで大丈夫です。それでも心配性の人がいます。そのような人もまずは過去問を完璧にマスターして、それから細かいところも勉強すればいいのです。初めからパーフェクトを目指して細かいところを勉強してはいけません。

さて、私の講義は下記の22回が基本となります。すべて実際の国試の過去問です。22回分の問題を春セメ・秋セメで解説していくのが私の講義スタイルです。しかし、春セメはオンライン授業になってしまい、直接解説することができません。そこで、すべての問題に解説付きの解答を用意しました。

まずは、下記の22回のうち、9回目までの問題にチャレンジしてください。10回目以降は秋セメの問題ですから、現時点ではアップしていません。解答・解説は5月後半以降、順次アップしていきます。

また、大切なことは、判らないところをそのままにしておかないことです。トップページの「問い合わせ」もしくは「hirano@kamakura-u.ac.jp」にメールで質問してください。



国試対策(全22回)

第1回(病理学の基本)

第2回(栄養・食事療法、栄養補給法)

第3回(栄養アセスメント、栄養障害)

第4回(代謝障害、肥満症、脂質異常症)

第5回(糖尿病)

第6回(消化器系①)

第7回(消化器系②)

第8回(循環器系①)

第9回(循環器系②)

第10回(腎・尿路系①)

第11回(腎・尿路系②)

第12回(内分泌系①)

第13回(内分泌系②)

第14回(呼吸器系)

第15回(神経系)

第16回(運動器系、心身症)

第17回(妊産婦疾患)

第18回(小児疾患)

第19回(高齢期疾患、周術期・クリティカルケア)

第20回(血液疾患)

第21回(感染症、免疫)

第22回(アレルギー疾患)